銀座東芝ビル.jpg

ウィキペディアより


東芝の田中久雄社長が不正経理の責任をとって辞任するようですね。

日本を代表するリーデンィングカンパニーの東芝がこんなことになって

一体どうなっているのでしょうか。

財界でも東芝の社長は一目置かれる存在感があったのにね。

東芝のことについて書いてみます。

東芝の不正経理問題とは?



4月始めに東芝が不正経理の疑いがあるので決算を延期すると発表

したのがことのキッカケです。

第三者委員会は利益の水増しにトップの経営陣の関与を指摘して

歴代の3人の社長が辞任することになりました。

社内調査では原発部門での500億円の利益水増しが明らかになり

その後も各部門で次々と不正経理が発覚して現在は1500億円以上利益が

水増しされたものと見られている。

一部には不正経理は3000億円にものぼるとの報道もあり予断を許さない状態です。

経営陣の関与も明らかになっていて刑事告発があるのかも焦点になりそうです。

日本を代表する重電メーカーで経営者にも財界をリードする人物を輩出して

いた東芝のこの体たらくには呆れるばかりですね。






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ホリエモンもツイッターで激おこ


















ホリエモンはこの問題についてかなり不服そうですね。

じぶんは告発されたのに東芝は放置かよと言いたげですね。

当局は情報を集めている段階でしょうね。

いずれは株主からの刑事告発があるでしょうからそれを待ってる段階で

告発、即時に捜査に入る準備はしているでしょうね。

マスコミの言い分としては当局が捜査に入り次第粉飾という用語を使うと

説明しているみたいです。


成果主義 新自由主義の成れの果て



いまの日本の大企業のトップはほとんどと言ってもほど新自由主義という

思想の虜になっています。

年功序列や終身雇用制の破壊や成果主義や派遣の導入で短期の利益を追い求める

ようになってきました。

自己責任教の信者でもありますね。

社員には厳しい利益達成のノルマを押し付け不正経理まで指示する一方で

自らは高額な役員報酬をもらうというからなんともトホホな実態ですね。

東芝は上場廃止にならないのか?



東芝はこれだけの不正経理をして東京証券取引所からの上場廃止に

なるのかどうかですがならないでしょうね。

東芝といえば国策でもある原発や防衛にも関わっている会社ですね。

そんな企業が上場廃止になったりして中国の企業とかに買収されたら

目も当てられない状況になります。

政府による株の買い上げで準国有企業になる可能性もありますね。

でも株主、特に外国のヘッジファンドなどは黙っていないでしょうね。

株主訴訟で巨額の賠償を迫ってくるでしょう。

準国有企業となればその賠償金も税金で払うとかいうことになりかねないですね。

株高と円安と公共事業で維持してきたアベノミクスも危機的状況に

なりかねないですね。

国益と資本市場の公正との板挟みになった東芝問題の処理はまだ始まったばかり

で注視しておきたいですね。





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